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乳酸菌LP0132とアトピーの関係

体の中に摂り入れることによって腸内環境を改善し、様々な影響を与えることが分かっている乳酸菌。その中でも免疫細胞の活性化やアトピー性皮膚炎の症状を軽減させる効果を持つ乳酸菌LP0132について、臨床試験の結果とともに紹介していきます。

乳酸菌LP0132とは

乳酸菌LP0132は、別名「ラクトバチルスプランタルム YIT 0132」ともいわれています。数多く存在している乳酸菌の中でも種類が多いラクトバチルス属で、棒状の形をしている桿菌です。

乳酸菌に関する商品を多く販売しているヤクルト社が研究を進めており、アトピー性皮膚炎やスギ花粉症の症状を軽減させる働きが研究によって明らかにされています。

腸までしっかり届くから効果を実感できる

LP0132は腸まで届きやすいという特徴を持った乳酸菌です。成分として配合される場合は死菌になっているため、胃酸の影響をより受けにくく、腸まで届くようになっています。

腸には体に入ってきた病原菌や毒素を排除してくれる免疫機能が多く存在。LP0132は腸内にある免疫細胞に働きかけることで、免疫力のバランスを調節し、通年性アレルギー性鼻炎などの炎症を改善する菌です。

免疫を強化してくれる働きがある

乳酸菌LP0132 は、腸内に存在している免疫細胞のIL-10に働きかけてくれます。腸内で行われる免疫細胞の生産を助け、体の中に摂り入れることによって、免疫力が高まります。過剰な免疫反応を抑制してくれる効果もあるので、体内の免疫異常によるアレルギー反応を起こしにくくなるのです。

LP0132を研究しているヤクルト社によると、アトピー性皮膚や通年性アレルギー性鼻炎、スギ花粉症患者の症状の悪化を抑制する効果があることが報告されています。[注2]

乳酸菌LP0132を体に摂り入れる方法

乳酸菌LP0132は、ぬか漬けやキムチなどの発酵食品や、家畜が食べる飼料(サイレージ)に含まれています。あまり商品化されていない乳酸菌のため、LP0132が含まれているヤクルト製品を食べることで、体に取り入れることができるでしょう。

乳酸菌LP0132のアトピー効果に関する研究内容

腸内にある免疫細胞の働きを高めることで、アレルギーなどの炎症を抑制してくれる乳酸菌LP0132。株式会社ヤクルトは2015年にアトピー性皮膚炎の症状を緩和する効果について調査するため、2つの臨床試験を行なっています。[注1]

LP0132を摂取したことでのQOLの質の実験

軽度~中程度のアトピー性皮膚炎にかかっている患者32名を対象にLP0132の含まれた柑きつ類果汁を1日1本摂取させました。8週間飲むことによって、生活の質(QOL)が改善されるかの実験を行なっています。

実験は肌が乾燥しやすく、アトピー性皮膚炎の症状が悪化しやすい10月から2月にかけて実施。飲用前、飲用開始から8週間後、飲用終了8週間後の3回に分けてQOL調査を行なっています。

LP0132を摂取したことによるQOLの質の結果

飲用開始から8週間後に、飲用前と比べてアトピー性皮膚炎症状が明らかに改善されたことが報告されました。さらに、飲用終了 8 週間後もアトピー性皮膚炎の症状が悪化しなかったという結果が出ています。

LP0132の実験を行なった方の血液検査

LP0132の含まれた柑きつ類果汁を摂取することによって、生活の質(QOL)が改善するかという実験を受けた18名を対象に、翌年に同じ検査を行ないました。その際、血液検査とアレルギー関連マーカーの試験を実施しています。

LP0132を摂取したことによる血液の変化

血液検査とアレルギー関連マーカー試験の結果によると、アレルギー症状を重篤化する可能性がある炎症物質ECPの値が低下することが分かっています。その他にも花粉症やアトピー体質の人が過剰に産生する免疫抗体IgEの体内産出量が低下していることが明らかになりました。

LP0132を摂取した際のアトピー性皮膚炎の改善

この2つの臨床試験から、LP0132を摂取すると、アトピー性皮膚炎の患者において生活の質が改善されることが分かっています。さらに、LP0132を体に摂り入れることでアトピー性皮膚炎を引き起こす要因の物質が減少するため、アレルギー症状を緩和させてくれる乳酸菌といえるでしょう。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献