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乳酸菌のアトピー改善効果

このページでは、乳酸菌がアトピー改善に効果があるとされている理由について仮説や論文をもとに解説しています。アトピー改善に関して良い効果があると報告されている9つの乳酸菌の効果や研究内容についても詳しくまとめました。

さらに、乳酸菌がアトピーの改善に効果があったと感じた方と、効果がなかったと思った方の口コミも紹介しているので、ぜひ役立ててください。

乳酸菌がアトピーに効果があるとされている理由

日本の生物学者である辨野義己氏の論文によると、乳酸菌には腸内環境改善作用だけでなく、アレルギー低減作用や花粉症軽減効果、免疫機能の調節作用があることが分かっています。実際に乳酸菌を摂ることで、アトピー性皮膚炎の発症を抑制できるというデータが数多く発表されているのです。[注1]

たとえばフィンランドで行われた実験では、家族にアトピー性皮膚炎の発症歴を持つ妊婦を対象に、出産予定日の2週間前から出産6ヶ月後まで乳酸菌を継続的に摂取させました。すると、摂取したグループは非摂取グループに比べて子どものアトピー性皮膚炎の発症率が半減していたのです。[注2]

アトピー症状のある子どもに対して乳酸菌を継続的に摂取させたところ、症状の改善に効果があることも証明されています。さらに、アトピー性皮膚炎の症状のある子どもに8週間乳酸菌を摂取させると、その多くにかゆみや症状の改善が見られたというケースも。

また、乳酸菌の持つ免疫機能調節作用がアトピー性皮膚炎やスギ花粉症改善の改善に有効であるという報告もあります。

IgE抗体の減少にも効果がある乳酸菌

はっきりした原因はまだ分かっていませんが、アトピーを引き起こす要因の一つに「IgE抗体」というタンパク質が挙げられます。

乳酸菌の働きによって腸内環境を整えることで免疫細胞のバランスが正常に保たれ、IgE抗体の量が少なくなることが認められています。

乳酸菌のアトピー改善に関する研究内容を解説

L-92乳酸菌

カルピス社が創業以来取り組んできた研究により発見された乳酸菌L92。体の免疫機能を調整する力を持っていて、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果が確認されています。

L-92乳酸菌の調査内容

カルピス社の行った実験によれば、1歳から12歳のアトピー性皮膚炎の症状を持つ50名に、L-92乳酸菌粉末100mgを含んだ食品を8週間摂取させたところ、皮膚症状の改善が見られました。

また、生後10ヶ月~3歳未満の食物アレルギーを合併しているアトピー性皮膚炎の患者59名に、1日当たり20mgのL-92乳酸菌の粉末食品を6ヶ月間摂取させると、アトピー性皮膚炎による湿疹が改善傾向に。

他に、成人(平均年齢29.7 歳)のアトピー性皮膚炎に対する効果も確認されており、若い世代の乳酸菌によるアトピー性皮膚炎の症状緩和が確認されています[注3]

どのようにアレルギー症状を緩和しているのか?

アレルギーは、体に花粉やホコリが取り込まれたときに免疫細胞が過剰に反応して引き起こされるもの。アレルギー症状を持つ方の免疫細胞は、Th1細胞とTh2細胞のバランスが崩れ、アレルゲンを排除してくれるTh2細胞が活発になっているとされています。

L-92乳酸菌がTh1細胞を活性化させて2つの細胞のバランスを正常化。アレルギー症状を緩和してくれるのです。

アトピーに対する乳酸菌L-92の効果について詳しくはこちら

乳酸菌EC-12

EC-12は、人の腸管に存在している「エンテロコッカス・フェカリス」という乳酸菌を培養して加熱殺菌処理を行い、高密度に濃縮したものです。丸い形をしたサイズの小さい乳酸菌で、ブルガリアヨーグルトの素材である細長い棒状の形の乳酸桿菌と比べると、5分の1ほどのサイズになります。

EC- 12の効果効能

EC-12は、小腸内の免疫機能を司る役割を持つパイエル板に取り込まれることで免疫を活性化させる作用があります。また、白血球の一種であるマクロファージは、EC-12の細胞壁を認識して取り込むことでサイトカインなどの情報伝達物質の生産を促進。免疫細胞に働きかけて免疫を正常化することが可能です。

アレルギーの抑制作用やインフルエンザの治癒促進効果、花粉症改善効果なども認められています[注4]

EC-12の状態

EC-12は加熱処理された死菌ですが、効果はしっかりあります。死菌の状態だと胃酸のような強い酸を受けても破壊されることがなく、形を保ったまま小腸に届くため、免疫刺激や善玉菌のエサとなり整腸作用が期待できるのです。

腸内環境の権威と名高い東京大学名誉教授の光岡知足氏は、「バイオジェニックスの時代へ」という著書の中で「マウスに死菌を与えると腸内でビフィズス菌が多くなり、寿命が8%ほどのびた。乳酸菌の整腸効果は、菌の生死に関係なく菌体が免疫機能を活性化させた結果として起こるもの。菌数を多く摂取することが重要」と発表しています。

乳酸菌の生死は重要ではなく、菌の数が多いほど腸に良いとする見解です。

アトピーに対する乳酸菌EC-12の効果について詳しくはこちら

LK-117乳酸菌

江戸時代から日本酒造りで活用されてきた歴史を持つ乳酸菌がLK-117です。清酒酵母に雑菌を死滅させるための乳酸菌を投入し、熟成されることで生まれます。

LK-117を用いた酒造所の実験報告

LK-117を酒造りに用いている酒造所でも、乳酸菌が免疫調節作用を持っているのかを細胞とマウスを使って実験しています。

実験では、酒造所で作られているLK-117以外にも16の乳酸菌株を使用して、マウス由来のマクロファージと同じ働きを持つ細胞株に刺激を与えました。すると、試験で使った乳酸菌17菌株すべてが免疫調節作用を持っていることが明らかになっています。

さらに、免疫調節作用を持つことが分かった乳酸菌17菌株のうち、とくに数値が高かったLK-117やLK-103といった5菌株を用いてマウスによる実験を行いました。この実験では、マウスにアレルギー反応を起こさせてできた耳の腫れが、乳酸菌体を投与することで軽減されるかを調査。5菌株のうち、耳の腫れを抑制する効果はLK-117株がもっとも高いことが分かっています。

アトピーに対するLK-117乳酸菌の効果について詳しくはこちら

植物性乳酸菌K-2

酒粕から分離されて作られているのが、乳酸菌K-2です。アトピー性皮膚炎やスギ花粉症といったアレルギー症状を緩和する作用を持つことが確認されています。最近では、動物試験によってインフルエンザ感染による症状の軽減作用が発見されました。

アトピー性皮膚炎の症状軽減を示す動物実験について

新潟大学農学部食品化学研究室の原崇准教授と亀田製菓の共同研究において、動物実験を行いました[注6]

アトピー性皮膚炎の症状を引き起こすマウスに、K-2乳酸菌を足したエサまたは通常のエサを与えて皮膚症状の変化を比較。すると、通常のエサを与えられたマウスにはかゆみを引き起こすヒスタミンを放出する肥満細胞や、かゆくて耳をひっかいたときにできた出血が確認されています。

一方、K-2乳酸菌を含んだエサを与えられたマウスには肥満細胞の数が少なく、耳の変化もほとんどないことが分かりました。このことから、K-2乳酸菌を投与するとアレルギー性皮膚炎の症状が緩和できると判断されているのです。

アトピー性皮膚炎の症状軽減を示すヒト実験について

九州大学大学院医学研究院の古江増隆教授の監修による亀田製菓のヒト実験において、K-2乳酸菌の効果を比較しました。

実験では、軽症~中等症のアトピー性皮膚炎患者33名にK-2乳酸菌200mgまたはK-2乳酸菌を含んでいない食品を摂取させる二重盲検試験を実施。医師による評価でK-2乳酸菌摂取した方は症状の改善が見られました。被験者による自己評価でも同様の結果です。

このことから、K-2乳酸菌を毎日200mg摂取することでアトピー性皮膚炎の症状が軽減できることが分かっています。

アトピーに対する乳酸菌K-2の効果について詳しくはこちら

クレモリス菌FC株

カスピ海ヨーグルトを作るときに使用されているのが、クレモリス菌FC株。生きて腸まで届くプロバイオティクス乳酸菌の一つです。

クレモリス菌FC株の効果効能

クレモリス菌FC株の持つ粘り成分EPSが皮膚の炎症を抑制してくれます。高い整腸作用や免疫力強化、中性脂肪の低減などの効果も。EPSはヒトの消化液に分解されない性質を持っているため、生きたまま腸まで届いて抗炎症作用を発揮してくれます。

フジッコ株式会社の研究発表

フジッコ株式会社が大阪府立大学大学院生命環境科学研究科の北村進一教授との共同研究において、クレモリス菌FC株がアトピー性皮膚炎を起こしたマウスに与える効果を実験で検証しています[注7]

実験では、マウスにアレルギーによる皮膚炎を起こさせて、クレモリス菌FC 株を経口投与。クレモリス菌FC株を与えていないマウスに比べて、与えたマウスには耳が肥えて硬くなる現象が抑制され、IgE抗体の量の低下も見られました。この実験により、クレモリス菌FC株には抗アレルギー効果があることが示されています。

アトピーに対するクレモリス菌FC株の効果について詳しくはこちら

乳酸菌LP0132

LP0132は、乳酸菌発酵果汁飲料に使用されている乳酸菌です。この飲み物はLP0132で柑橘類の果汁を発酵させて作られています。

LP0132の効果効能

アトピー性皮膚炎症状を改善する効果や通年性アレルギー性鼻炎の改善効果、スギ花粉症患者の症状悪化を抑制する効果が挙げられます。LP0132は、炎症などを抑制する免疫伝達物質のインターロイキン10を多く誘導できると言われているのです。

LP0132の効果を調べる臨床試験

この臨床試験は、2015年に株式会社ヤクルトがアトピー性皮膚炎に有効かどうか飲用の影響を調べるために実施して発表したものです[注8]

軽度~中程度のアトピー性皮膚炎にかかっている患者32名に、柑きつ類果汁をLP0132で発酵させた乳酸菌発酵果汁飲料を1日1本、8週間飲用させ、飲用前・飲用開始から8週間後・飲用終了8週間後のアトピー性皮膚炎症状について調査。結果は、飲用前と比べて飲用開始から8週間後にアトピー性皮膚炎症状の改善が見られています。飲用終了 8 週間後も症状が悪化することはありませんでした。

これにより、LP0132を含んだ発酵果汁飲料の継続飲用では、アトピー性皮膚炎症状の悪化やその他の異常も誘発せず、アトピー性皮膚炎症状を改善できることが分かっています。

アトピーに対するLP0132の効果について詳しくはこちら

LGG乳酸菌

乳酸菌の中でも胃酸や胆汁酸に強く、腸までしっかり届くことができるLGG乳酸菌。体に良い菌を増やして悪い菌を減らしてくれる働きがあります。ヨーグルトや乳酸菌飲料として摂取可能です。

LGG乳酸菌の効果効能

子どものアトピー性皮膚炎の発症予防作用や花粉症の症状軽減作用、インフルエンザ感染予防効果などを持つ可能性が確認されています。子どものアトピー性皮膚炎の発症予防作用については、お母さんと生まれてくる子どもにLGG乳酸菌を与えることで発症を抑えることができるという報告によるものです。

LGG乳酸菌の効果を調べた研究報告

タカナシ乳業株式会社が行った臨床試験では、本人か家族にアトピー症状を持った妊婦さんを2つのグループに分けて調査を開始[注9]

1つ目のグループでは出産予定日の2~4週間前と、出産後6ヶ月間にかけてLGG乳酸菌入りのカプセルを摂ってもらいます。2つ目のグループは出産前から偽薬を摂取。どちらのグループの新生児も2歳になるまでアトピー発症状況を観察するものです。

結果として、LGG乳酸菌入りのカプセルを服用した妊婦さんから生まれた子どものアトピー発症率が23%でした。一方、偽薬を飲んだグループでは46%という結果になっています。

LGG乳酸菌を摂ることでアトピー性皮膚炎の発症率を半分に抑えられたという結果が得られました。妊娠中の女性が腸内環境を整えると、自分はもちろん生まれてくる赤ちゃんの健康にもつながることを示しています。

アトピーに対するLGG乳酸菌の効果について詳しくはこちら

乳酸菌LKM512

1997年に発酵乳から発見されたビフィズス菌の一種である乳酸菌LKM512。胃酸で溶けずに腸まで到達する力が高く、大腸で増殖するという特徴を持っています。乳酸菌飲料やヨーグルトでLKM512の摂取が可能です。

LKM512の効果効能

LKM512には成人型アトピー性皮膚炎の軽減効果があることが、ヨーロッパでもっとも権威のあるアレルギー学会誌「Clinical&Experimental Allergy」 に掲載されています。腸内ポリアミン濃度を上昇させることで腸管のバリア機能を回復させて、アレルゲンの体内への侵入を減少させるという作用です。

LKM512の効果における研究報告

協同乳業株式会社が行った実験において、中程度の症状を持つ成人型アトピー性皮膚炎の患者10名に100gのLKM512を含んだヨーグルトまたは偽薬を4週間摂取してもらいました[注10]

摂取前と摂取後に便と血液を採取して分析したところ、LKM512を含んだヨーグルトを食べることでかゆみが改善される傾向が認められています。見た目が改善された被験者もいて、 4週間で予想以上の効果が得られたとのことです。

さらに、LKM512入りのヨーグルトを摂取したアトピー患者の腸内ポリアミン濃度を調べると、ヨーグルト摂取期間中の腸内ポリアミン濃度が上がっていることが確認できました。これにより、脆弱化していた成人型アトピー性皮膚炎患者の腸管バリア機能が回復して、アトピーの改善につながったと考えられています。

アトピーに対するLKM512の効果について詳しくはこちら

乳酸菌KW3110

ヨーグルトや発酵食品を作る一般的な乳酸菌の中から発見されたのが、乳酸菌KW3110株です。

KW3110の効果効能

KW3110には、免疫細胞の濃度バランスを整える効果や抗アレルギー効果があることが分かっています。

KW3110の効果に関する研究成果

この研究は、キリンホールディングス株式会社が昭和女子大学大学院生活機構研究科と共同で、アレルギーにかかっているマウスのリンパ球とさまざまな乳酸菌を共存させて、違いを比較したものです[注11]

この研究によってKW3110株が、ウイルス感染を攻撃するTh1細胞を活発にする効果とアレルギー症状を引き起こすTh2細胞を抑制する効果が高いことを発見しています。

KW3110のアトピー性皮膚炎に対する効果を見る実験

キリンホールディングス株式会社は、アトピー性皮膚炎にかかったマウスに対してKW3110が有効かどうかを確認する実験を行いました。一方のマウスには標準飼料、もう一方には1日あたり10mgのKW3110を与えています。

この結果、標準飼料を与えたマウスは人のかかるアトピー性皮膚炎に似た皮膚組織の出血が見られましたが、KW3110を与えたマウスには若干むくみが見られるものの症状はほとんど進行しませんでした。血中の総 IgE 量の大幅な低下も観察されています。

アトピーに対するLKW3110の効果について詳しくはこちら

クリスパタス菌KT-11

クリスパタス菌KT-11を研究している株式会社キティーの発表によると、クリスパタス菌KT-11には免疫力を向上させてアレルギー症状が緩和されることが証明されました。[注12]

免疫力を向上させて症状を緩和する

クリスパタス菌KT-11は、本来女性の膣内や消化管に多くすんでいる乳酸菌。通常の乳酸菌よりも大きくて強い菌だと言われており、生まれたときに母親から最初に受け取るため「ベビー乳酸菌」とも呼ばれます。

赤ちゃんのころに母親から受け取り、元々誰もが持っているクリスパタス菌KT-11ですが、年齢を重ねるごとに体内から減少していくそう。クリスパタス菌KT-11が体内から減ってしまうと免疫力が低下し、アレルギー症状があらわれやすくなってしまいます。

アトピーやアレルギー症状を持つ方が摂取すると症状が緩和するのは、体内のクリスパタス菌が増えたことにより免疫力が向上した効果であることが考えられるのです。

アトピーに対するクリスパタス菌KT-11の効果について詳しくはこちら

Bb-12

酸に強く胃酸でも分解されないため、生きて小腸や大腸にまで到達して腸内環境を整えるBb-12。さまざまな細菌がすむ腸の壁面「腸内フローラ」が改善される効果もあり、それによって便秘解消など、腸の悩みにも効果があらわれます。 これまでに370以上の論文が発表され、180以上の臨床研究が行なわれています。日本では保健効果から、整腸作用にかんする特定保健用食品の成分としても指定されているほど。世界中で今なお研究が続いている今後も目が離せない成分です。

臨床試験で乳幼児のアトピー症状が緩和

Bb-12は胃酸に強く生きて腸まで届くビフィズス菌の一種。アトピー性皮膚炎を持つ乳幼児にBb-12を摂取させたところ、皮膚炎の重症度を示すスコアが改善されたという試験結果が報告されました。[注13]

アトピーに対するBb-12の効果について詳しくはこちら

乳酸菌EF-2001

正式名称は「フェリカス菌EF-2001」で、アトピーにかんする研究もすすめられている乳酸菌EF-2001。実際の臨床試験でもアトピー性皮膚炎の症状が改善したという結果があがっています。

アレルギーの原因物質を抑えて皮膚炎を改善

加熱処理後のEF-2001 を摂取すると、アトピーとアレルギー性接触皮膚炎の原因物質を強力に抑えて治療効果を発揮することが確認されました。[注14]

またEF-2001は、腸内の悪玉菌を減らしながら善玉菌を増やし、腸管免疫を刺激してくれる乳酸菌。白血球の栄養源であるBRMが豊富に含まれているので、腸内環境を整えながら免疫力を向上させることが分かってます。

研究がすすめられた結果、特別に加熱する技術で1gあたり7.5兆個 ものEF-2001を摂取できるようになりました。加熱・乾燥したEF-2001は保存がきくうえ、生菌よりも多くの菌数をとることができるため多くのサプリメントにも使われている乳酸菌です。

アトピーに対する乳酸菌EF-2001の効果について詳しくはこちら

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この記事を作るのに参考にしたサイト・文献