アトピー性皮膚炎の改善方法を徹底リサーチ!

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ビオチン

「ビオチン」という成分を聞いたことはありますか。この成分はアトピー性皮膚炎のような、皮膚疾患に大きく関わってくる成分と言われています。また、髪や爪にも効果があると言われています。その理由と成分について、詳しく見て行きましょう。

ビオチンのアトピー対策効果

ビオチンは簡単に言うと、ビタミンB郡に属する成分です。ビタミンB7・ビタミンHと呼ばれ、皮膚のバリア機能である「セラミド」の生成を促してくれます。

また、体内でアミノ酸や脂質、糖の代謝、合成に関わる成分でもあるビオチン。エネルギーを作り出す時に、必要な酵素を助ける役割もしています[注1]

体内で作りだされる成分ですから、まずは腸内環境を整え、ビオチンを多く含む食品を摂取することを心掛けましょう。

ブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸の代謝に欠かせない栄養素なのですが、アトピー性皮膚炎の方の血液中のビオチンの量は基準よりも低くなりがちなんです[注2]。このせいで、代謝がうまくいかなくなり、皮膚や骨に影響が出てきてしまうんだとか。

ビオチンが不足するとどうなるの?

ビタミンB群の一種であるビオチン。不足してしまうと、不調の引き金になってしまう可能性があります。

例えば、アトピー性皮膚炎のような皮膚のトラブル、抜け毛・白髪等の髪の不調です。その他、食欲不振・吐き気・結膜炎・筋肉痛・筋肉の痙攣・うつ傾向・筋肉の痙攣等です[注3]

特にビオチンと皮膚には、深い関係があると言ってもいいでしょう。ビオチンによって生成を促されるセラミドが減ると、日々晒される紫外線やアレルギー物質、ホコリ等の刺激を受けやすくなります。また、水分を閉じ込めておくことが出来なくなり、乾燥の原因に[注4]

そのセラミドを生成させ、外部や内部の刺激やアレルゲンから皮膚を守ることにより、アトピーの症状を和らげる効果が期待出来るのです。

皮膚炎とビオチン

アトピー性皮膚炎の原因は、未だ解明されてないことも多くあります。ですが、皮膚のバリア機能が低下し乾燥した状態に、ダニやホコリ、ストレス、食べ物等のアレルゲン侵入によって、引き起こされると考えられています[注5]

また、アトピー性皮膚炎等の症状は、ビオチンが不足することでも引き起こされる可能性があるとも考えられます。ビオチンの不足から、免疫系統に異常が起こり皮膚炎という症状で、身体にあらわれてしまうのです[注6]

不足分のビオチンを補うことで、アトピーの症状を和らげる療法を用いることも。このことからも、人の皮膚には不可欠なビタミンであることがわかります。

どうして不足するの?

腸内細菌によって体内から作りだされているビオチン。普段生活するうえで不足するということは少ないですが、ビオチンが不足する原因として、次のことが挙げられます[注7]

また、アトピー性皮膚炎の人の半数近くはビオチンが不足しているとも言われています[注1]

ビオチンを多く含む食品は、鶏・牛のレバー、納豆・大豆、卵黄、海苔、酵母、イワシ・サバ等の缶詰等がありますが、食物に対するアレルギーがあれば摂取も難しいかもしれません。また忙しい現代においては、なかなか必要な栄養素を摂取出来ず、ビオチン不足に陥っているかもしれません。

ビオチンのアトピーへの効果に関する研究

ビオチンは、人の粘膜や皮膚の健康を維持するために、無くてはならない栄養素であることがわかっています。ですが、現代は色々な情報が錯綜しており、誤解されている部分もあるでしょう。

ですので、医学的根拠に基づいた記述を参考に調べてみました。ビオチンと正しく付き合って、健康でアトピーの悩みが軽減されれば幸いです。

ビオチンの摂取量

ビオチンの1日の摂取量はどのくらいなのでしょうか。

平成16年度~18年度の総合研究報告書「日本人の食事摂取基準の策定に関する基礎的研究」[注3]により出されたビオチンの摂取目安量は、50μg/日が妥当という結果になっています。

これは、日本人の食事摂取基準からビオチン摂取量についての、新しい算出方法を検討。また、ダイエットから調査をして、ビオチンの摂取量を算出。その結果出た数値とされています。

1日の食事から摂取するビオチンの量は約45μgという報告があるので、ほぼ食事のみで健康維持は出来ると考えていいでしょう。

なぜ足りなくなるの?

同研究において、生の卵白を多く食べる人は欠乏しやすいという結果になっています。というのも、生の卵白は人の腸内でビオチンと結合し、吸収を妨げる物質が含まれているそう。毎日2個以上の生卵を食べるという人は、要注意。

もし、次のような症状があれば、ビオチン欠乏症かもしれません。

ビオチンを含む食品

食事が偏っていると感じたのであれば、以下を参考にビオチンを補う食事を検討してみてください。

アトピーとビオチンの関係性

ビオチンのアトピー改善効果については、いまだ明確な答えは出ておらず、研究中という状態のようです。ただ、これまでに行われてきた研究の中で、「掌蹠膿疱症性骨関節炎や乾癬、アトピー性皮膚炎がビオチンの大量投与によって改善が見られる例があり、ビオチンの免疫機能やアミノ酸代謝への関与が考えられている。」と報告されているものもあり[注4]、未確定ではあるものの、アトピーとビオチンの間には何らかの関連性があると考えられているようです。

ここまでに解説した通り、ビオチンを摂取することで身体にプラスの影響を与えることは示唆されていますし、またサプリなどによる摂取によって、副作用が起きるとの報告はこれまでにされていません。

効果を期待して試してみる、という価値は十分に考えてもいいのではと思われます。

副作用について

水溶性のビタミンであるビオチンは、余分な分を尿から排出してしますせいか、過剰摂取による副作用の報告はありませんでした。推奨されている容量の範囲内であれば、心配は無いようです。

毎日が健康であるように、適切に取り入れて活用してみてください。

ビオチンサプリ愛飲者からの口コミ

アトピー改善を期待し、ビオチンサプリを利用している人の口コミを集めました。

当然効果には個人差があるものですので、「アトピー改善の効果があった!」という口コミ、「特に効果は感じないかな…」という口コミそれぞれをピックアップしています。

あくまで参考程度ですが、アトピーで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

アトピーの改善に効果があった口コミ

・アトピーが改善されたというほどはっきりしたものは無かったですが、肌を触った感じは明らかに変わり、ざらざらしていたものがつるつるするようになりました。多少ですが、見た目も少しは良くなったのかなと感じています。

・ビオチン以外にもいろいろやってるので、ビオチンだけの効果ではないと思いますが、かなり頑固だったアトピーの症状が相当良くなりました。

・アトピー持ちの主人のために購入しました。飲んでいるとかゆみがだいぶマシになるらしいです。私自身も首に軽めの症状があるのですが、飲んでいない時より調子がいい感じがします。

まだアトピー改善効果が表れていない口コミ

・顔のかゆみがひどかった時に、ビオチンが効くらしいと話を聞いて飲んでみました。が、特にこれといって効果は感じなかったです。

・2ヵ月前から飲み始め、朝晩の1日2回飲むようにしています。今のところまだ乾燥や肌質改善になっている感じはしないです。

・個人差があるとはわかっていますが、半年ほど続けて見て効果なし!まあこんなもんでしょうねと割り切っています。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献