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アトピー性皮膚炎の改善方法を徹底リサーチ! » アトピー性皮膚炎の治療方法とその効果とは » アトピー性皮膚炎の治療方法【保湿剤】

アトピー性皮膚炎の治療方法【保湿剤】

強いかゆみと発疹が繰り返しあらわるアトピー性皮膚炎。顔や首、肘などにあらわれるのが特徴です。

アトピー性皮膚炎の方の皮膚はバリア機能が弱まっているため、水分がなくなっていて乾燥している状態に。皮膚が乾燥すると外部からの刺激を受けやすくなり、かゆみが増してしまいます。

そのため、皮膚の水分を閉じ込める保湿剤が利用されているのです。ここでは、保湿剤の使用法や注意点、種類についてご紹介しています。

保湿剤の使い方・注意点

乾燥肌を防ぐために有効なのが、保湿剤によるスキンケア。アトピー性皮膚炎の場合、保湿剤の使用はスキンケアと同時に治療でもあり、外用薬に次いで大切なものとなります。【注1】

炎症を上手く抑えられることで、外用薬の使用量を少なくすることも可能です。

保湿剤を塗るタイミング

保湿剤は入浴後に早く塗ると効果的です。入浴すると皮膚の脂分が洗い流されるため、何も手入れをしないでそのままの状態でいるとすぐに乾燥してかゆみが出てきます。入浴後は、できるだけ早く保湿剤を塗るようにしましょう。【注1】

保湿剤の塗り方

保湿剤を塗る際のポイントは、かゆみや湿疹のある部位だけではなく全身に塗ることです。そのため保湿剤は指先ではなく手のひらに取り、体のしわに沿って塗るとキレイに広がります。症状がないときでも、日常的に保湿することが大切です。【注1】

注意点

保湿剤は肌の状態を維持するためのものです。乾燥した肌に塗ると潤いを与えることができますが、炎症を鎮静化させる効果は持っていません。炎症を起こしている状態で保湿剤を利用すると、悪化させてしまいます。

アトピー性皮膚炎の保湿剤の種類

油脂性軟膏(ワセリン)

低刺激なので安全性が高い保湿剤として知られる油脂性軟膏(ワセリン)。無味無臭・水に溶けないといった特徴があり、アトピー治療でよく処方されることで有名です。

油脂性軟膏には保湿成分は含まれていないため、乾燥状態の肌にワセリンを塗っても水分を補うことはできません。油脂性軟膏は、肌の水分が蒸発するのを防ぐためのものです。油は水を通さないとう特性を活かして、皮膚の表面に石油がベースとなる油脂性軟膏を塗って水分が蒸発しないように保湿効果を得ています。【注2】

尿素軟膏

尿素軟膏とは、文字通り尿素が配合された軟膏です。尿素軟膏は世界中で使用されており、アトピー性皮膚炎に対する治療効果については保湿薬の中でも詳しく検討。

「20%尿素含有軟膏 (ケラチナミンコーワ軟膏) のアトピー皮膚に対する臨床効果の二重盲検試験」の研究結果によると、アトピー性皮膚炎に対する20%尿素含有軟膏の有用性が確認されたと報告されています。【注3】

しかし、乾燥の強い箇所や赤みのある部分に塗ってしまうと刺激を感じるケースがあるので、注意が必要です。

セラミド配合軟膏

皮膚のもっとも表面にある角質層は、角質細胞間脂質と言われる油分に囲まれてバリアを形成。そのバリアの主成分となるのが、セラミドです。セラミド軟膏とは、セラミドを科学的に合成して軟膏化したもの。尿素と同等、もしくはそれ以上の保湿効果を持っており、乾燥した肌を改善させます。

セラミド軟膏は医療機関から処方される薬ではなく、直接薬局で購入する必要があり高価なものが多いです。【注4】

ヘパリン類似物質(ヒルドイド軟膏)

ヘパリン類似物質は、別名ヒルドイドとも呼ばれています。ヘパリンとはヒアルロン酸と同じムコ多糖類という物質です。体内にも存在しており、細胞同士の水分を保つ働きや血行促進、血液が固まるのを防ぐ働きがあります。天然由来成分のため安全性が高いのが特徴です。

軟膏のほかに、クリーム・ローション・スプレーといった種類があります。

現在は医療用保湿剤として扱われていますが、女性が美容目的でも使用するケースが増加。そのため「健康保険組合連合会」がヒルドイドを単独で処方する場合は、保険の適用から外すことを提言しました。

保険適用外になると自己負担額が増えるため、アトピー性皮膚炎患者に不安が広がっているとのことです。今後どのようになるのか、注目されています。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献