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アトピー性皮膚炎の治療方法【漢方】

成人のアトピー性皮膚炎は治りにくい慢性的な疾患です。治療の際によく用いられるステロイド外用薬は、使用が長期に及べば及ぶほど副作用が気になるところ。

漢方薬を併用すれば、ステロイド外用薬の量を減らせるかもしれません。漢方薬によるアトピー性皮膚炎の治療について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

漢方によるアトピー治療の考え方・効果や注意点

アトピー性皮膚炎の原因は「気」の不足

漢方的な考えでは、アトピー性皮膚炎の原因は先天的・後天的な「気」(エネルギー)の不足とされています。乳幼児がアトピー性皮膚炎を発症しやすく、小学生に上がるころには完治している傾向にあるのも「乳幼児は生まれたばかりで気が足りないため」です[注1]

また乱れた生活習慣によって気を体内でうまく作ることができず、全身の「血」や「水」の巡りも悪くなっている可能性があります。「気・血・水」の改善を目指すため、漢方薬は1人ひとりの体調や症状、原因に合わせて処方するのが一般的です。[注1]

アトピー性皮膚炎に対する漢方薬の効果

漢方薬は「皮膚の熱を冷ましてかゆみを抑える」「弱った胃腸を回復させて気(エネルギー)をつくり出すサポートをする」「アレルギー反応を起こしやすい体質を改善する」などの効果があります。[注2]

ステロイド外用薬はかゆみを軽減できますが、副作用が気になるもの。漢方薬を併用すれば、ステロイド外用薬の量を減らすこともできます。

漢方薬を使用する際の注意点

漢方薬は併用して使うもの

アトピー性皮膚炎は漢方薬のみで完治することはできません。ステロイド外用薬や抗アレルギー薬、免疫調整外用薬などとの併用が原則です。また、アトピー性皮膚炎を発症・悪化させる要因の除去や、適切なスキンケアも同時に行ないましょう。[注3]

副作用が出るケースもある

漢方薬は副作用が出にくいのが特徴ですが、必ず出ないわけではありません。食欲不振や胃痛、下痢、また肌の発疹や赤み、かゆみなどの副作用が起こり得ます。

また、別の皮膚科で処方された漢方薬を併用すると生薬が重複して、副作用を引き起こしてしまうことも…。薬の飲み合わせは必ず医師または薬剤師に相談しましょう。[注3]

アトピー性皮膚炎の漢方の種類

漢方薬の有用性を示す臨床研究のほとんどは数十試験程度の症例集積研究です。

そのなかでも薬の効果を客観的に評価する「二重盲検法(にじゅうもうけんほう)ランダム化比較試験」が行なわれており、日本国内の皮膚科で処方できる漢方薬は「消風散(しょうふうさん)」と「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」の2種類しかありません。[注4]

それぞれの効果や起こり得る副作用について分かりやすくまとめているので、確認していきましょう。

消風散(しょうふうさん)

消風散の効果

強いかゆみを伴う皮膚炎に用いられる消風散。抗炎症作用があり、肌が赤みや熱を帯びるアトピー性皮膚炎に有効な漢方薬です。動物実験では抗ヒスタミン作用や抗アレルギー作用も証明されており、今後の研究に期待が持てる漢方薬と言えるでしょう。[注5]

消風散の生薬にはセミの幼虫の抜け殻を利用した蝉退(せんたい)が使われており、かゆみを和らげてくれる作用があると言われています。[注6]

乾燥を伴うアトピー性皮膚炎の場合、症状が悪化してしまうケースもあるそうなので、まずは医師や薬剤師に相談してから服用をはじめてくださいね。[注5]

消風散の副作用

肌の赤みや発疹、じんましんなどの症状が現れる可能性があります。これらの副作用が出た場合は服薬を止めて、医師や薬剤師の診察を受けましょう。また、食欲不振や胃の不快感、下痢などの副作用も考えられます。[注5]

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

補中益気湯の効果

腸管免疫機能を高めて、免疫細胞「Th1」と「Th2」のバランスを整えてくれる働きがあります。アトピー性皮膚炎の改善効果が臨床試験によって認められている漢方薬です。[注4][注7]

アレルギー反応はTh1細胞とTh2細胞のバランスの崩れが原因。花粉やダニなどのアレルゲンを攻撃するTh2細胞が過剰に免疫反応を示すことで、不要な炎症を起こしてしまうのです。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、Th1細胞を活性化させ、Th2細胞の過剰な働きを抑制。乱れていた免疫細胞のバランスを正常にして、アトピー性皮膚炎を改善してくれます。[注2]

補中益気湯の副作用

主な副作用として挙げられるのは皮膚の発疹や赤み、かゆみといった症状です。

まれに息苦しさ、空咳、発熱といった「間質性肺炎」や、発熱、黄疸、褐色尿などの症状が現れる「肝機能障害」といった重篤な副作用の発生も考えられます。副作用が出た場合は、すぐに医師または薬剤師に相談してくださいね。[注8]

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献